お寺には鉦吾(しょうご)という楽器があります。
それは主に念仏を唱える時に使われ、
カーンカーンっと、高音の音が響き渡るのが特徴です。
もしかすると、
一度聞かれたことがあるかもしれません。
カーンカーンとお坊さんが木の撞木(しゅもく)と
言われる棒で鉦吾を叩いていきます。
それに合わせて、念仏も唱えると。
この鐘を鳴らし念仏を唱えるという行為は、
鎌倉時代の頃から数百年の時を超えて、
今もなお受け継がれています。
そして、
この撞木の棒の裏には、とある文字が書かれていたりします。
それは、
『一心』
という言葉です。
この一心という言葉は、
読んで字のごとく、まさに心を一つにするということ。
一つは、お寺のことですから、
仏さんと自分を。
二つ目は、自分の心を。
そして三つ目は、
周りと心を一つにするということです。
そういった意味合いで、
鉦吾をカーンカーンっと叩きます。
鉦吾の音は心を表します。
みんなで叩けば音の乱れがすぐわかります。
キレイに揃えるためには、
みな心を一つにしなければいけないということです。
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普段の生活で、
いろいろと悩んだり、モガイタリ、
心が乱れたり、されるかもしれません。
そんな時は、
この一心のことを思い出し、
この香を焚いていただければと思います。
心を一つにする時、
そんな時にこのお香をお使い下さい。
【香りの特徴】
このお香の香りは、
沈香をベースにした爽やかな香りが特徴です。
ただ、
爽やかといいましても、
わかりやすい爽やかな香りとは違い、
お寺のお線香のような、
香木の香りが漂い荘厳でスゥーッと爽やかさがくるような、
そんな香りです。
なので、
一般的な芳香剤の香りと比べると、
地味っぽい渋めな香りがします。
そういうお寺の香りがお好きな方は、
きっと好まれるかと思います。
●香りのイメージとしては、
ジワッジワッと心が一つになり、
噛みしめながらスゥーッと一つの道が開けていく、
そんなイメージをこの香りに込めています。
まさに地味だけど心深く伝えている、
お寺の世界を表していると思います。
鉦吾をただひたすら叩いて、
心を一つにするというのは、
こういうことなんだと感じていただけたらと思います。
是非今の生活のお供として、
お使い下さい。
●この商品には、仏教の言葉が書かれた、
カードが同封されています。
全部で12種類あり、ランダムでお送りします。
開けてからのお楽しみとなります。
壁に飾られるなり、栞にされるなり、
お守りとして持たれるなり、ご自由にお使いください。
(お寺にお参り頂きますと、朱印を押させて頂きます。)
※このお香は受注生産となっております。
ご注文後、制作しますので、発送まで3日~5日お時間を頂いております。
あらかじめご了承ください。